⑦馬の背から奥穂へ
2015年 09月 12日
「ウマノセ」 カタカナで丸印で
ここから登って行きなさいの印
タロさんが 鼻を真っ赤にして待ってくれてました (私には馬ノ背の恐ろしさが分からなかったのでした)
ここから登るから まっすぐに上がってー と言われ
??????状態
きれいな姿です
太郎さんが先を歩き写してくれてました
(この時に動画も写しててくださり
小さい頃は神様がいて~♪
不思議に 夢をかなえてくれた~♪
おとなになっても~キセキは起こるよ~♪
(奇跡も絶対に起こらないジャンダルムに奇跡です)
馬ノ背に向かう三人(ともこさん ぐっさん きな粉さん)
太郎さんは先に一度てっぺんに
この写真は 穂高山荘から奥穂高に登って来る人 岳沢重太郎新道から登って来る人
西穂から登って来る人 3つの登山道に人が写ってます
3人は馬の背に入り登りました
「ウマノセ」 入口です
太郎さんが 鼻を寒さで真っ赤にして待ってくれてました
馬の背 ナイフエッジ You Tube で何度も見てました ヘルメットについてるカメラで写されてるので
足元しか映ってませんでした
これが 「馬の背」 「足場手のかけるところはしっかりしてるから 大丈夫だから 登ってください」
しかし 今まで このようなところは・・・まさか・・・まさか・・・・
ホントになんでこんなところを登るのか・・・
横から巻けないのか・・・
20センチ幅の 岩を登る と言っても過言ではないです
玉井さんの足元から 長野側 勿論飛騨側 も スッパリ 切れ落ちてます
少し安堵して・・
20センチ幅の 足場を登るのでした
やっと危険地帯を抜けたので 太郎さんは先に・・・一人で行けるよー
タロさんは ナイフエッジの箇所
私のすぐ後ろを 離れずついてくださいました
ここを登るの? 3000mはあるでしょう 空につきさせるように向いてる岩を伝う???
もうなにも見ない!みれる余裕全くなし 自分の足元だけ見て
大丈夫だからの言葉に
進みました
この写真は私にとって貴重な宝物です
何度見直しても その時のことが先ほどのことのように思われ
手に汗握り 胸が熱くなります
また太郎さんには 感謝の言葉以外なにもありません
天空の 廊下 (白いポイントは 玉井さんのヘルメット!)
初めて、初めて この縦走で怖くないわ! 何も怖くない! と思った瞬間でした
何年か前に 奥穂から重太郎新道 で岳沢に下山した時
若い ラクビーをしてる韓国の男の子と 先生が登られてるのを奥穂高から見てまして
電車で 一緒になっッた時にその時ののはなしを聞かせてもらい
私が行くべき場所でもないし・・・ その時「ロック」だった! と学生さんが
もう二度と行きたいとも思わないし 行くべきところではないです
と言われた言葉が印象的で でも「ジャンの手前の 壁までは行くと素晴らしいと言われたのでした
それで 2年前に 太郎さんとの縦走の時に 穂高よりその道を覗いたのですが
もうまるで 天空の廊下 両脇 すっぱり切れ落ちてて・・・
これは いくら景色がいいと言われても 歩くには恐ろしすぎると思った場所でした
その「天空の廊下」に今 この私が立ってる 言葉では表現できない感動でした
もうすこしでしょう・・・
先発組の3人が待ってくれてました
なんだか途中で横に間違いずれて・・偉い怖かったらしい・・・
さあもうそこです
ホントにすぐそこに見えるのですが・・・
みんなはもうつきますね
私はもう少し時間が・・・
着いたよ!!
玉井さんと 仲良く!
最終目標 槍ガ岳 明日のお天気は・・・・
17時過ぎてます
何度か歩いてる登山道 こんなにも 素晴らしく整備されてて 歩きやすいですが 危険はいっぱいです
太郎さんは一足先に 小屋へ到着を連絡に
きな粉さんがついて下山してくれてます
18時 全員無事に 小屋到着
西穂高山荘からの標高差 800m 所要時間14時間 (天候快晴 風なし)
⑧穂高山荘へ続く
by kiginoku-kan
| 2015-09-12 16:25
| 山
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